広島不動産売却担当課長の三島です。本日は不動産売却時の相談ポイントを取り纏めました。
記載内容で分からない事がありましたら、当社にご相談下さい。
不動産の購入は一生に何度もない事ですが同じく不動産の売却も一生に何度もあることではありません。売却を検討する場合にどこの不動産会社に任せればよいのかは最初の悩みどころです。では、どうすれば売却を任せられる不動産会社に出会う事できるのか。売却を失敗しないためには最初のアプローチが大事になってきます。では1つずつ解説をしていきます。
売却する物件の資料を確認する
不動産会社に依頼をする前にすることは何か?
売却物件の概要を今一度確認しておきます。購入時のパンフレットや物件の権利証や土地、建物謄本などを確認しておきます。
確かな情報集めが大事です
不動産会社に依頼をする前に売却をしようとしている物件の状況を把握する事が大事です。仮に自宅として住んでいたとしても長く住んでいれば記憶が曖昧になってくることもあります。購入時のパンフレット等にて土地の広さや建物の広さや築年などの正確な数字は確認しておきます。所有者や権利関係など曖昧な場合は謄本も取得して確認しておきましょう。
周辺の相場を事前に掴んでおく
周辺の相場を自身で把握するにはどのようにすればよいのか?
不動産ポータルサイトを利用すれば売却希望地の相場感を掴むことが出来ます。複数社に売却希望物件の査定を出すこともできるので、おおよその売却見込み額も相談前に掴むのもよいでしょう。
不動産ポータルサイトにアクセスする
周辺の相場感を掴むことはそう難しい事ではありません。インターネットで“不動産売却”で検索をすると下記のようなサイトがあります。例えばこのサイトの場合は、地域・広さごとの中古マンション、中古一戸建て、土地の平均販売価格がわかります。更に、実際に販売をされている物件も閲覧することができます。つまり、売却希望地でどのくらいの金額で売り出しがされているかがわかるので大変便利です。
机上査定を出してみる
また具体的な査定額を知りたい場合は、複数社に査定を出すことも可能です。査定は机上査定なので自宅訪問等はなく安心です。更に、売却希望地周辺にどのような不動産会社があるのかも知る事もできます。査定額が出てくれば実際の相談の時も具体性が出てきます。
(参考URL)https://www.home4u.jp/buy/top/sbt/4/ 「中古住宅 HOME4U 全国版より」
売却を依頼する不動産屋さんの選び方
不動産会社はどのように選べばよいのか?
売却を失敗しないキーポイントは、信頼できる不動産会社の担当者に出会うことです。
不動産会社の選び方
人気のエリアであれば駅前に大手不動産会社の営業所や、地元の不動産会社は星の数ほどあります。その中から不動産会社を選ぶのは相当大変な事です。不動産会社のホームページを見ても良い事しか書いてありません。どこに依頼をするかはある程度ホームページで目星をつけることはできますが、その先の信頼できるかの見極めは営業所を訪問する以外にありません。
訪問の予約は電話でする
まずは電話で訪問の予約をとってみます。インターネットの予約ではなく電話での予約がポイントです。ここでの電話応対で不動産会社の体質がわかります。言葉使いが丁寧でしっかりと応対してくれるようであれば売却相談での訪問の予約を取りましょう。
複数社に相談で訪問をする
その後不動産会社に訪問する日となりました。ここで初めて担当者と出会うことになります。営業所に行くので不動産会社の社風や雰囲気などを掴むことができ、担当者のレベルも知ることができます。言葉使い、気遣い、接客態度、提案力、知識力などを把握できます。1件ずつ営業所を訪問するのは時間と労力が掛かりますが、売却を失敗しないためには手間を掛けてよい所です。
売却をする動機や希望条件をしっかりと伝える
動機や希望条件を伝える理由はなにか?
不動産会社もなぜ売却をするのか状況を把握したいと思っています。売却する背景がわかることで様々な提案に繋がっていきます。
売却を希望する動機をしっかりと伝える
不動産会社で売却の相談をする場合は、売却の動機や希望の条件をしっかりと伝えることが大事です。特に売却動機に関しては重要です。大抵の場合は、ただ単に売却をしたいという人はいないはずです。不動産会社も大きな金額の取引をする以上は確固たる動機が知りたいと思います。例えば売却の動機で挙げられるのは、自宅を売却して次の家を購入したい、親の家を相続したが誰も住まないので売却したい、などではないでしょうか。売却の動機を伝えることで不動産会社も的確な提案をすることができます。
売却の希望条件とは
更に売却の希望条件を伝えることも大事です。どのような希望があるのかを例として挙げてみます。
・いつ頃までに売却を完了したいのか
→できるだけ早く売却したい、○年○月までに売却したい など
・どのくらいの価格で売り出しをしたいのか
→最初は、○○○○万円で売り出しをしたい、時間を掛けてできるだけ高値で売却したい など
・売却後の手取り金額はどのくらい必要になるのか
→○○○○万円は必ず必要、具体的なイメージはない など
・どのような方法で販売をしたいか
→広告やインターネットなど幅広く告知して販売したい、売却をしているのを周囲に知られたくない など
いつ頃までに売却を完了したいかを伝えることで、売却の時間をゆっくり取れるのか、または次の買い替え先が決まっていたり早期の現金化を希望しているので急いでいるとかがわかります。またどのくらいの価格で売り出しをするかは、事前に査定をしていれば実際に金額の提示ができます。状況により査定金額以上の高値追及ができるのか、早期売却の場合は査定額より低く提示したりなど相談に具体性が増します。売却後の手取り金額を聞くことで資金計画を伝えることができます。最後に販売方法などを伝えることで、広く周知して良いのかまたは極力周囲に知られずに売却をしたいなどがわかります。
売却に向けての不安を一つずつ解決していく
他、売却をする上での不安なことや税金関係も相談してみましょう。例えば売却がうまく進まなかった場合にどのような提案をしてくれるのか、また売却時に掛かる費用なども聞いておきましょう。他売却時には税金も掛かってくるので税理士さんを紹介してもらったりと、売却を進める上での不安を一つずつ解消していくことも大事です。
おおよその売却の流れを把握しておく
売却の流れを把握することでよいことは何か?
何もわからずに話を聞くより理解力が深まります。また具体的な相談や質問等ができるので事前の勉強はしておいたほうがよいです。
事前の情報収集をしっかりと
売却の流れは、不動産会社のホームページを閲覧すれば大抵掲載されています。おおよその売却の流れや必要になってくる書類、引き渡しまでの期間などが記載されています。売却時期が決まっているのであれば逆算できますし、必要な書類も事前に準備ができます。他、媒介契約の種類や手数料の案内など売却の根幹となる部分も確認することができます。今はインターネットで何でも情報が載っています。事前に閲覧することで、実際の相談時も知りたい所だけ聞いて短時間で済ませることができるので効率もよくなります。
まとめ
売却の相談をする際のポイントは、“事前の準備”“周辺相場の把握”“机上査定”“複数社に訪問する”です。不動産会社に行く時は何も情報がないいわば“手ぶら”の状態ではなく、事前に売却物件のことを把握した状態で相談に行きましょう。より具体性が高い相談をすることで担当者の力量がわかり、複数社に訪問する意義がでてきます。
広島で売却時のポイント分かりましたでしょうか?皆様にとって不動産売却は大切な行事です。
少しでもお悩みがあれば広島不動産にご相談下さい。