広島不動産の吉山です。本日はマンションと戸建てどちらがお得をテーマにご説明します。
当社に相談に来られる方の30%はまだどちらがいいのか迷っている方もおられます。
今回のコラムを参照下さい。
「そろそろマイホームを買いたいけど…マンションと戸建て、どっちがいいんだろう?」
そう思う人は多いのではないでしょうか。
マンションと戸建ては比較するポイントが多く、どちらがよいかを判断するのは難しいものです。
本記事では、マンションと戸建て、それぞれのメリット・デメリットを生活面、購入価格、購入後の費用、資産価値の面で比較し、紹介していきます。
これからマイホームの購入を検討している方はぜひ、最後までお付き合いください。
1.生活面
まずは、生活面からマンションと戸建てを比較してみましょう。
1-1. マンションのメリット
戸建てと比較した場合、マンションのメリットは何でしょうか。
・セキュリティが安心
マンションのメリットしてセキュリティ面があげられます。
今は多くのマンションがオートロックを導入されており、エントランスである程度の不審者の侵入を防ぐことができます。
また、防犯カメラや有人の管理人による監視など様々なセキュリティ施策をしていること、知っている居住者のみの行き来により空き巣や放火などの犯罪抑止効果があるといえるでしょう。
・共有部分の管理をしなくて済む
マンションでは共有部分の管理を自分でする必要がありません。。
エントランスや廊下、エレベーターの清掃は管理人がやってくれるので、
煩わしさがありません。
また、24時間ゴミ出しができるマンションもあり、様々なライフスタイルの人に対応できます。
・室内がフラットなので高齢者や赤ちゃんに安心
ほとんどのマンションが住居が1フロアにあり、階段が無くフラットです。
そのため足腰の悪いお年寄りや、はいはい歩きの赤ちゃんがいても危なくありません。
また、エレベーターやスロープなどバリアフリー対策をしているマンションも多く、
障害者も安心して生活ができます。
・コミュニティで作りやすい
マンションは居住者同士のコミュニティを形成しやすい、というメリットもあります。
同じ建物に住んでいれば廊下ですれ違う時や、ゴミ出し、管理組合で顔を合わせる機会も多く、自然と交流が生まれます。
また、大規模マンションの共有施設で居住者同士が集まってイベントを行うことも可能です。
1-2. マンションのデメリット
続いて、マンションのデメリットについて解説してきます。
・隣、上下階との騒音トラブルが起こりやすい
マンションは隣り、上下階の住人と隣接しているため、騒音のトラベルが
起こりやすい点があげられます。
特に、防音性に乏しい古いマンションは上の階の足音でも気になるかもしれません。
それぞれの生活リズムがありますが、マンションの室内では大きな音を立てないように配慮する必要があります。
・管理組合に参加義務がある
マンションを購入するとマンションの管理組合への参加義務があります。
他の居住者との交流を深めることができますが、時間が取られますし、他人と交流したくない人にとっては煩わしいといえるでしょう。
1-3. 戸建てのメリット
戸建てのメリットについて解説していきます。
・音のトラブルが少ない
戸建てはマンションと違い、隣の居住者と隣接していないため、比較的騒音のトラブルが
少ない点があげられます。
ピアノなどの楽器を置けるのも戸建てのメリット。通常のマンションではグランドピアノを持ち込むことも難しいでしょう。
もちろん、音の大きさや時間帯によって迷惑をかける、かけられることもありますがマンションよりは少ないといえます。
・マンションと比べ、室内面積が多い
戸建てはマンションと比べて室内面積が広いことが多いです。
ほとんどの戸建てはファミリーで住むことを前提に作られています。
そのため、階段部分の面積を差し引いても、室内面積、部屋数はマンションよりも多い傾向にあります。
・ペットが飼うことができる
戸建てであればペットを飼える点もメリットです。
もちろん、ペット可のマンションもありますが、猫か小型犬1匹限定など制限があるマンションがほとんどです。
戸建ては管理規約がないので、大型の犬を飼うことも複数のペットを飼うことも可能。
ただし、騒音や匂いで近隣に迷惑をかけないように注意しましょう。
1-4. 戸建てのデメリット
戸建てのデメリットを見ていきましょう。
・セキュリティ面がやや脆弱
戸建てはマンションと比べてセキュリティ面にやや不安があります。
外出時には、玄関以外にも建物の窓全てを施錠する必要がありますし、オートロックがついていないことが多いです。
また、管理人もいませんし、家の周りを不特定多数の人が行き来できるためマンションに比べると安全面は脆弱になります。
・堅牢性にやや欠ける
戸建ては木造建築である場合が多く、マンションと比較すると堅牢性に欠けます。
日本では災害が多く、大地震や台風、竜巻などが発生する可能性が常にあります。
鉄筋コンクリートのマンションに比較し、木造である戸建ては災害時に損傷、倒壊するリスクは高いといえます。
2.販売価格
販売価格で比較してみましょう。
マンションの販売価格は以下の通りです。
2020年、マンションの新築価格は、首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)が5,904万円、近畿圏(大阪、京都、兵庫)が3,922万円、中部圏(愛知)が3,620万円となっています。
既存(中古)マンションは首都圏が3,687万円、近畿圏が2,458万円、中部圏は1,952万円でした。
続いて、戸建ての販売価格です。
戸建ての新築価格は、首都圏が3,771万円、近畿圏が3,196万円、中部圏(愛知)が3,077万円となっています。
既存(中古)の販売価格は首都圏が3,256万円、近畿圏が2,356万円、中部圏が2,334万円となっています。
以前はマンションは戸建てより安いというイメージがありましたが最近では都市部を中心にマンション価格は情報しており、同じ状況であればマンションの方が高い傾向にあります。
マンションは戸建てに比べ駅から近と立地面での優位性や設備の充実、東京オリンピックに向けた鉄筋コンクリートの建築費の高騰なども理由としてありそうです。
3. 購入後の費用
マンションと戸建て、それぞれの購入後の費用について比較してみましょう。
マンションや毎月、管理費と修繕積立費がかかります。
これは月々の管理と定期的な大規模修繕に当てられる費用です。
金額によりますが、ファミリータイプのマンションであれば15,000~50,000円ほどかかります。
月々のローン返済に加えて支払わなければならないので、購入時にはよく検討してください。
戸建ての場合、管理費や修繕積立費はありまえせんが、修繕の際にはまとまった費用がかかる可能性があります。
また、車を持っている人はマンションの場合は駐車場の料金が別途発生します。
戸建ても駐車場代がかかるケースもありますが、庭があれば車を置いておくことができます。
4.資産価値
資産価値についてはどうでしょうか。
木造である戸建ては、マンションと比べて経年による資産価値の減少が激しく、
新築でも30年で資産価値はゼロになると言われています。
しかし、土地は経年による資産価値の減少がないため一定して資産価値を保つことができます。
マンションは戸建てに比べて資産価値の減少はゆるやかで、築50年ほどのマンションでも売買されることがあります。
とはいえ、経年が進むほど資産価値は下がっていくので一概にはいえませんが、新しいうちはマンションの方が資産価値が高く、30年経過したあたりで戸建ての方が資産価値が逆転するようです。
長い目で見れば見るほど戸建ての方が資産価値が上がっていく、といえます。
5.まとめ
マンションと戸建てのメリット・デメリットについて解説してきました。
何を重要視するかは人それぞれであり、どちらが良い、とは一概には言えません。
自分がどういう暮らしをしていくか、何を重視したいかなどを考えておくとよいでしょう。
また、今回紹介した内容は一般的なものでです。実際の立地条件や規模などにより物件によって特徴は異なるので、
購入を検討している物件は必ず現地へ行き、内覧をしてから検討してください。
自分に合う物件を探すためには、戸建てやマンションと最初から決めずに、どちらも検討、内覧することをおすすめします。
この記事があなたのマイホーム購入のお役に立てれば幸いです。
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