広島不動のアドバイザー三島です。初めまして。不動産の悩みや疑問点をコラムを通してお伝えしていきます。
インターネットで物件の情報を検索し、気になる物件があれば不動産会社へ行くのが一般的です。
しかし、実際に不動産会社で購入の相談をする際、何を気をつけたらよいか、わからずに不安を感じる人は多いのではないでしょうか。
不動産の購入は大きな買い物ですから失敗したくないと思うのは当然ですが、それでも後悔する人は少なくありません。
失敗しないためには不動産会社の担当者に相談すればよいのですが、その際に気を付けるべきポイントがいくつかあります。
この記事では、不動産購入の相談をするときに気をつけた方がよいポイントについて解説していきます。
1. 事前に希望をまとめておこう
不動産会社へ相談に行く前に、自分の希望をまとめておきましょう。
予算はいくらまでか?購入時期はいつ頃を考えているか?
一戸建てかマンションか、場所、間取り、ペットの有無など希望の条件はいくつかあると思います。
担当者から勧められるままに、物件を内覧して購入してしまうと、実際に住んでみたら生活がしづらく、物件を手放すことになってしまうかもしれません。
まずは自分にとっての譲れない条件を明確にしておくことが重要です。
また、予算はギリギリで組んでしまうと、たとえローンの融資を受けられたとしても生活が厳しくなります。
子供の学費や病気の際の入院費などで困らないように余裕をもった資金計画を立てておくことをおすすめします。
2. 予約してから行こう
不動産会社へ訪問する際は、事前に電話やメールで予約してから行った方がスムーズです。
予約すべき理由は2つあります。
1つは、事前にこちらの希望を伝えることで、担当者が事前に準備することができるからです。
訪問時に希望に合う物件情報や資金計画についての案内がスムーズに聞くことができます。
もう1つは、突然訪問すると、対応できる担当者がいない場合があるからです。
特に土日や祝日はお客様も多く、担当者がみんな出払っている、ということも珍しくありません。
無駄足を踏まないためにも必ず事前に予約してから訪問するようにしましょう。
ちなみに不動産会社は水曜日が定休日のところが多いので頭に入れておきましょう。
広島不動産では年中無休での対応行っております。正月や盆など家族が集まって不動産の話をしたいときなど
活用下さい。無料にて不動産出張相談会も行っております。
3. 市場価格を知っておこう
不動産会社へ相談する前に、あらかじめ不動産の相場を調べてチェックしておきましょう。
ひと昔前は、不動産の相場は不透明で一般に人には分からないものでしたが、今は素人でもネットで不動産の相場を調べることができます。特に自分の希望エリアの相場はチェックしておくとよいでしょう。
市場価格を調べておくことで、担当者と対等に話ができるようになります。
明らかに金額の高い物件を避けたり、自分の年収に見合うエリアを知ることで物件探しがスムーズになるでしょう。
広島不動産では3日間でお客様に合った物件をピックアップしてご紹介致します。急ぎのお客様は
広島不動産にお任せ下さい。
4. 良い不動産を見極めるポイント
不動産を購入する際には、1社ではなく複数の不動産会社に相談してみるとよいでしょう。
不動産会社にはそれぞれ得意分野があります。
中には売買について得意でない会社もありますが当然、不動産を購入するなら売買に強い会社を選んだ方が失敗しづらくなります。
扱っている物件の数もそれぞれ違うので、1社ではなく複数の不動産会社を訪れて良い不動産会社を選ぶとよいでしょう。
それでは、良い不動産会社とはどんな会社でしょうか。
ここでは不動産会社を見極めるポイントを解説していきます。
4-1. レスが早い
信頼できる不動産会社の担当者はレスポンスが早いです。
世の中には多くの物件がありますが、同じ物件は1つしかありません。
気に入った物件を見つけても他の方が申し込みをしてしまったら、もう買うことはできません。
キャンセル待ちはできますがあまり期待しない方がよいでしょう。
そのため、情報の提供や申し込みの手続きなどはスピードが重要になります。
レスポンスが遅い方が担当者になるとそれだけで不利になります。
不動産に限らず仕事ができる人はレスが早いです。
良い会社の担当者はレスを早くするように教育されているはずです。
担当者のレスが早いかどうかは良い不動産会社かどうかを見極める大事なポイントですので覚えておいてください。
4-2. わかりやすく説明してくれる
良い不動産会社の担当者は、こちらの質問に対し理解度に合わせてわかりやすく説明してくれます。
何度も住み替えている方にはある程度専門用語を使用してスムーズに解説し、初めての方には言葉を噛み砕いてわかりやすく説明します。
お客様に合わせて説明の仕方を変えることができる担当者は上手いし、信用できますよね。
お客様の要望と違う物件を紹介してくる会社は辞めましょう。悪質な不動産では自社の利益重視の案内をしてくる会社もあります。
4-3. 無理強いをしない
お客様の都合を考えて、無理強いをしない担当者は信用できます。
不動産会社の担当者は売り上げを作るために必死で頑張っている人は多いです。
そのこと自体は問題ないのですが、自分の営業成績のためにお客様に無理強いをするような
担当者は要注意です。
仕事ですから売り上げが大事なのは理解できるのですが、不動産は高い買い物です。
タイミングや金額などベストなものを選びたいと誰もが思います。
決して無理強いをせずに、お客様のことを最優先に考えてくれる担当者を探しましょう。
4-4. デメリットやできないことをはっきり言ってくれる
物件にはメリット・デメリットがあります。
信用できる担当者は物件のメリットだけでなく、デメリットも隠さずに話してくれるでしょう。
たとえば、物件が新しくて割安だったとしても事故物件(以前の居住者が亡くなった)だとしたら敬遠する人も多いでしょう。
事故物件は法律上は告知義務はありません。そのために事故物件であることを告知しないケースもありますが、「知ったら買わなかった」という人も当然います。
デメリットについても正直に話してくれる担当者は信頼できます。
5. 相談の際に気を付けるポイント
信頼できる不動産会社が見つかったら、あとは安心して任せてよいでしょう。
あなたにとって不利益なように話を進めることもないでしょうから、基本的には
担当者に信頼してお任せしてよいでしょう。
とはいえ、物件探しは気を抜いてはいけません。
ここから先は、不動産会社の担当者に相談する際に気を付けるべきポイントを紹介していきます。
5-1. レスは早く返す
担当者からの質問や情報提供へのレスポンスは早く返すようにしましょう。
信頼できる担当者はレスが早い、と説明しましたがこちらもレスを早く返すことで、
全体的にスムーズに物件探しを進めることができます。
逆の立場で考えれば分かりますが、担当者からすれば紹介した物件に対して興味があるのかないのか、は早く知りたいものです。
興味がない、検討しないということが分かれば、また次の候補を探します。
レスを早くもらればスピーディーに動くことができます。
レスを早く返すのは結局はあなた自身のためであると理解しましょう。
また、密にコミュニケーションを取ることでお互いの信頼関係も構築できるので、レスは早く返し、担当者との連絡を密にとるようにしましょう。
不動産は生き物と一緒と業界用語で言われています。新しく生まれた情報が良いものであればすぐに売れます。
気に入った物件があればすぐに担当者に伝える事が気に入った物件を買う秘訣です。
最近では不動産情報は全ての不動産が観覧出来るようになっていますので、一日100人の方が観覧する物件も少なくありません。
5-2. 自分のことについては正直に話す
年収や職業など、自分のことについては隠さずに話しましょう。
不動産の購入はほとんどの方が住宅ローンを組みます。
自分の年収でローンの融資が通るかどうかは、常日毎から銀行とやりとりをしている担当者の方が詳しいのは想像に難くありません。
恥ずかしいからと職業や年収を誤魔化していると、実際に気に入った物件があっても融資が通らない、という可能性もあります。
そうなると、物件を探した時間や内覧した時間も無駄になってしまいます。
担当者との信頼関係を築くためにも自分の情報は正直に伝えてください。
5-3. 分からないことがあれば正直に聞く
物件探しをしていく中で、不明点があれば正直に聞きましょう。
物件を購入する機会は多くありません。
当然、不動産について知らないことがあっても恥ずかしいことはないのですが、無知と思われるのではないか、と分からないことがあっても聞くのを躊躇してしまう人がいます。
気持ちは分かりますが、不明点を抱えながら担当者とともに物件を探すのはストレスになります。聞く入っときの恥です。分からないことは早めに聞いて理解し、ストレスなくコミュニケーションが取れるようにしてください。
6. まとめ
不動産の購入で相談するときに気を付けるポイントについて解説しました。
不動産は高価な買い物のため、不安や心配はつきものです。
プロである不動産会社の担当者に任せるべきですが、担当者に丸投げも考えものです。
不動産購入で失敗しないために、ここで紹介したポイントを抑えておけば、大きな失敗をせずに不動産の購入ができると思いますので、今回ご説明した内容は是非覚えておき、不動産会社へ行ったときに活用してください。