郊外の一戸建てから、駅に近い好立地のマンションへの住み替えは、近年多くなっています。
特に、子供が独立し広い一戸建てを持て余した年配の夫婦が住み替えするケースがあります。
では、郊外の一戸建てからマンションへの住み替え時に、注意すべきこととは何でしょうか?
分譲時よりかなり値下がりしている可能性が高い
郊外の一戸建ては、分譲時より値下がりしているケースが殆どです。
構造や築年数にもよりますが、木造住宅の場合法定耐用年数は22年となっており、築20年になると建物の評価は殆どなしになります。
また、近年は郊外の地価は下落傾向になるので、総じて値下がりが大きいケースが多いです。したがって、査定時の金額に驚かないことも重要です。
売却して住宅ローンが完済できるか
住宅ローンを組んでマイホームを購入している場合に、必ず抵当権がついています。
抵当権は、住宅ローンの返済が行き詰った場合に銀行が不動産競売にかけて現金化できる権利です。
基本売却時には、ローンを完済しこの抵当権を抹消する必要があります。
したがって、売却資金でローンの完済ができるか、若しくは売却資金で完済できなくともローンの残りを自己資金で充当できることが、条件となります。
新たにローンを組んで住み替える場合は、なるべく早めに住み替えるのが良い
次に、買い替え不動産の件になりますが、新たに住宅ローンを組む場合は、なるべく早めに住み替えるのをお勧めします。
なぜならば、ローンの完済年齢は一般的に80歳までとなっており、45歳を過ぎると最長の35年は組めず、1歳年を取るごとに組める年数が減っていくためです。
組める年数が減ると当然に、ローンを組める金額も減っていくのでその分自己資金が必要になります。
ローンをある程度借りる予定であれば、1年でも早いほうが得策です。
マンションは基本コンパクト、家具や荷物は全部入らない
最後に、マンションの住戸内は基本コンパクトです。
これまでの一戸建てのように、収納にゆとりはなく、リビングダイニングもコンパクトになります。
したがって、これまで使っていたタンスや、大型のダイニングセットや食器棚などを置いてしまうと、狭くなります。
したがって、マンションへの住み替え時は、思い出深いものだけ保管し、あとは全て処分する位の心構えでないと、部屋が大変狭くなり使い勝手が悪くなります。
まとめ
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